この内容は、私自身が仕事に悩み、書籍などでインプットし、実践したことをアウトプットし、
皆さんに知ってもらえるようにブログに記載しています。
今回参考としたのは下記の書籍です。
本書籍を読むことで、
- 困った上司に出会った時にどうすればいいか
- 上司と相性が悪いと悩んだ時の考え方
を学ぶことが出来ました。著者へ感謝申し上げます。
本内容で、必要なことは
- 理想の上司は存在しないと考えること
- 困った上司の見分け方
- 自分の対応により、上手に上司に使われる
順を追って、私が実践していることをお話しします。

理想の上司は存在しないと考えること
みなさんが仕事をする中で理想の上司に出会ったことがあるでしょうか?
また、有名な人で理想的な上司と憧れる人はいるでしょうか?
ほとんどの人は、理想の上司に合ったことがないと思います。
私自身、上司には恵まれず、
- 体調不良で、不定期で休みまくる上司
- 全体を見ずに細かいことを指摘し続ける上司
- 会社のことを考え、動きも早いが、部下に冷徹な上司
など、こちらに負担がのしかかったり、ついていくことができない上司と仕事をしてきました。
ですが、本当に良い上司だとしても、自分との相性次第で合わなくなったりするのが当たり前です。
理想の上司と呼べる人は、自分が変わることでしか得られないのではないかと考えに至りました。
当然ですが、人を変えるというのはとても難しいことで、さらに上司ともなれば一定の仕事に対する考え方が形成されているものです。
そこを部下がどうこうしたところで、変わるわけがありません。
ですが、自分が変わることで上司と柔軟に付き合えたりするかもしれません。
まず私が始めたことは、理想的な上司など存在しないと自覚することでした。
そうすることで、自分が出した提案を蹴られたり、自分のやった仕事に評価がされなかった時も、
その瞬間は当然イラっとしますが、こういう人だからなとストレスを流すことにつながりました。
上司に対してストレスを溜めることが、自分にとってどれだけ不利益なのかを考えれば、我慢をしたり、怒りを覚えたりすることも無駄だなと無理やりでも考えるようにしてみてください。
上司に理想を求めても無駄だから、そこでストレスを溜めない
困った上司の見分け方

上司に対しての、期待をしないことでストレスは軽減されます。
しかし、常に接していかなければならない上司に対して、それだけではまだまだストレスが溜まることだらけです。
そこで、上司を分類分けし、自分の心の中で整理を付け、対応方法を検討することにしました。
- 上司の性格や行動、能力に問題がある場合
- 上司とのコミュニケーションにすれ違いがある場合
- 企業組織ルールや社風に問題がある場合
・性格や行動、能力の問題は、上司本人による部分が大きく、正直なところどこかに欠陥がある上司である場合は、ある程度は自分と切り離して考えないと痛い目に合います。
すぐ感情的になるため緊張を強いられたり、体調が悪く毎日会社に来られなかったり、
能力が低く尻ぬぐいばかりだったりと時間が経過することで会社や周辺が気付き、処理していく可能性があります。
ストレスを溜めないように耐えるためには強靭な精神が必要になりますが、相手に非がある場合は耐えやすいです。
・コミュニケーションにすれ違いがある場合は、私の場合は思い切って懐に飛び込み、ここの何がダメだったのか、どうすればいいのかわからない!教えてくださいとすることで、相互に理解が得られたケースがあります。
コミュニケーションは少しの勘違いで、お互いがストレスを溜める要因になりますが、その少しに飛び込むことで意外と簡単に対処できる場合があります。
・企業組織、ルール、社風に問題がある場合は経営層の考えが落とし込まれた会社の場合は、どうにもならない場合があります。その会社に長くいる人ほど洗脳されたような状態になり、外的環境からも助けがなくなる可能性もあります。
選択肢は順応するか離れるかになります。
まずはどんなパターンで自分と上司が上手くいかないのか問題解決の手法などを用いて、確認する必要があります。
問題があるのは、上司かお互いか環境か、確認をすることで対策を練ることができる
自分の対応により、上手に上司に使われる

さて、理想を捨て、現状の上司とどんな原因でストレスを溜めているのか判明したでしょうか?
上司が問題で、毎日ストレスが溜まる生活をしている中で、1つ覚えておきたいことがあります。
イライラしたとしても衝突の仕方に気を付ける必要があります。
感情的な対立は必ず避けるべきです。自分がどんなにいらだっても冷静になれるように
席を外したり、飲み物を飲んだりしてクールダウンし、必ず感情で動かないようにするべきです。
そのうえで、理不尽な要求に対して冷静な受け答えをすることが求められます。
押し切られるとしても、「その件はわかりました。ですが、○○で他の作業が停滞します。」という風に、すべてが順調に進むわけではないと悟らせたりといった形で、上手に使われるための対応を覚える必要があります。
そのために、必要なことは
- 上手な断り方を覚える
- 上司を批判しない
- 自分に問題がないか振り返る
といったことが必要です。
・上手な断り方は、相手を否定せずに受け止めてから、一部はできないと伝える方法や
出来ない明確な理由を作っておく方法などです。
・上司の愚痴を言う相手は、たいてい同僚になります。その話はどこかで上司の耳に入ります。
批判を言う場合は、必ず自分に返ってくると思い、言わないことが重要です。
・そして、言われたことに対して、では自分ができることはないか?
問題はないかと振り返ることが必要です。
どんなにダメな上司でも、落ち度がない人を責めることは難しいです。
なにかしら自分に要因はないか考え、それをつぶすことが上司との対立を防ぐ方法でもあります。
上司との感情的な対立は、部下にとってメリットはありません。
嫌な上司でも、自分が上手に使われることで、お互いのストレスを減らせると考えましょう。
自分が抑えて、上手に上司に使われること
まとめ
起業していない限り、上司や上の存在はどこまで行ってもいます。
どんどん変わっていく上司の中で理想は見つかりません。自分を変えることで、柔軟に社会を乗り越えましょう。
いかがでしたでしょうか。
私が読書で得たものをかみ砕きながら自分のやり方に変えています。
少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

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